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◇-フェレンギ人からラチナムを分捕る方法-石川阿蘇守(10/28-13:53)No.38904
　┗Re:フェレンギ人からラチナムを分捕る方法-ナセル(10/28-15:05)No.38907
　　┗Re:フェレンギ人からラチナムを分捕る方法-石川阿蘇守(10/29-22:42)No.38937

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38904	フェレンギ人からラチナムを分捕る方法	石川阿蘇守	03/10/28-13:53
「成恵の世界」という漫画やアニメにスタトレのパロディがある、と前に話題にしましたが、そのファンの皆さんが参加しているサイト「成恵同盟」の掲示板 http://www2k.biglobe.ne.jp/~akaneko/naruekeijiban/naruekeijiban.cgiで八香田慧（ようかだ　けい）さんが次のような疑問を述べていました。　＞　フェレンギが通貨として使用している“ラチナム”は、その組成があまりにも複雑なためにレプリケートできないから、貨幣としての価値を保ち続けている……という設定だそうで。　なら、ラチナムを持った者を転送してしまえば、後にはラチナムのコインや延べ板が残る事になり、常に何らかの方法で転送ビームのロックを阻止する策を講じないと、簡単に強盗に遭ってしまいます。どう対処してるんでしょうねえ？　　ご存知の方、御教示ください。実際、どうしてるんでしようか。フェレンギ人もよく転送装置を使いますしねぇ。

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38907	Re:フェレンギ人からラチナムを分捕る方法	ナセル	03/10/28-15:05
記事番号38904へのコメント以下あくまで私なりの想像です。レプリケーターの場合、対象になる物質をスキャンされてその情報は一度コンピューターに保存されているものと思われます。その際に情報として蓄積される内容には限度があると思われ、恐らく量子レベルの情報については不確定な要素が包含されている為に一定のパターンとして保存することが不可能なのではないかと思われます。対して転送の場合、対象をスキャンして分解をするのでレプリケートと似た部分はあると思いますが、決定的に違うのは情報がコンピューターのメモリに蓄えられるのではなく、分解された物質そのままの「モノ」としてパターンバッファーに保存されているという点です。量子レベルの情報についてはやはり不確定な要素を含んではいますが、物質の普遍的な量子情報自体を解析する必要はないため（要するに分解された状態さえ一時的に保てれば良いので）２４世紀の技術では一時的に不確定性原理をキャンセル出来る機能がついているそうです。ちょっと分かりにくいのですが、ようするに転送の場合はその「モノ」自体を運ぶので、一時的に分解された状態でも量子レベルの情報が失われる危険性が低い。そのために分子・量子レベルで複雑な構造を持つラチナムでも転送をすることが出来るのではないでしょうか。他方、レプリケートについてはコンピューターからメモリを引き出すことが必要になるわけですが、そのメモリ自体に量子情報を蓄積することが技術的に不可能なために、正確なラチナムの複製を造ることは不可能ということなのではないかと思います。レプリケートされた食物の味わいが本物と違うという点も、メモリーを節約するということと、量子情報までの正確な再現が不可能というところから来るのではないかと推測しています。転送の技術をレプリケートに応用すれば… という意見もあるかと思いますが、転送シグナルが単なる情報だけでなく物質そのものを運んでいるという性格を持つ以上、なかなか難しいのではないかと考えています。

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38937	Re:フェレンギ人からラチナムを分捕る方法	石川阿蘇守	03/10/29-22:42
記事番号38907へのコメント > >　ご返答ありがとうございました。いつの日か、フェレンギがラチナムをどう輸送しているか、エピソードでちゃんと扱って欲しいものです。もしかして、あるのでしょうか？　転送装置が実用化されたら、金銭だけ転送されるとか言うこともありうるのでしょうね。やはり、貨幣経済を撤廃させる方を優先させるべきでしょうか。そうすると、レプリケーターを実用化させるのを優先、となりましょうか。