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感想 | 投稿者 | シェリダン大佐 | 日時 | 2002/8/28 23:15 |
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タル・シアーセクション31にロス提督の陰謀、こうしたエピソードはDS9ならでは、ロミュラン帝国の内情もわかって非常に見ごたえがありました。またイントレピッド級はどの型の後継艦なんでしょうか?ほとんど量産されてないことから、主力艦でもなさそうだし、たまに簡易量産型?ぽい船がDA9のそばにいるくらいで、すごく気になります。 タル・シアーやかつてのオブシディアン・オーダーが公認されているのに対し、セクション31の存在を連邦は認めていない、いちばん卑怯だと思います。理想が高い故にこのような組織をみとめられない、理想だけでは国が成立しないということを表しているようで興味深い、また裏でソーナ人とも組んでもおかしくないと思いますが、そう考えるとダワティ提督が連邦のホロシップを使っていたり、連邦評議会の命令で動いていると言ったことに、納得がいきます。エンタープライズのクルーに公にされ計画を中止せざる得なかったのでしょう。 ドクターとロス提督の対立は、ピカードとダワティ提督の対立に通じるものがある。ドクターやピカードのような理想主義者がいるのも、ある意味セクション31のような闇の組織がいるおかげかもしれない。従来の、連邦のみが、個人のみならず政府までが崇高な目的を持った、神聖なる組織という図式から脱却しつつあることはいい傾向です。連邦もロミュランもカーデシアも突き詰めると非常に似ています。現実にもアメリカも帝国主義国家も非常に似ている部分があります。要は個人の問題です。連邦政府にもタカ派もいれば犯罪者もいます。今後は連邦の暗部も、もっと描くべきです。今回のようなエピソードを見ると、エンタープライズの活躍は、連邦の表面的ないい部分しか描かれていなかったと思ってしまう。もちろんピカードの信念を持った理想主義も好きです。 さすがDS9ともいうべきエピソード。同時期のボイジャーを見ると、パワーをほとんどDS9にすいとられてるんじゃないかと思うくらい差を感じてしまう。 スッポクはどうしてるんでしょう?ネメシスにも出てこないようだし、もう出てこないのでしょうか? こうした善意だけでは解決できない、かといって手段を選ばないと守るべきものが変質してしまう。こうした難しい問題を扱った話大好きです。自己の正当化ばかりして、自分は連邦の理念をつらぬいていると思い込んでいるジェインウェイも、少しはこういった問題を考えろと言いたくなる。 セクション31を見ていると、今までピカードはかなり重要人物として極秘情報等も知っていると思っていましたが、ピカードは連邦の対外的な顔で、以外と事実は知らないのではないかと思えてしまう。もし知ってたら、ピカードがセクション31の様な組織を許すはずありません。また真実を追求するピカードの姿勢は、司令部の人間からは嫌われるはず。ピカードは一般市民受けする艦長のように思えてくる。こうした今での連邦のイメージを、覆すようなエピソードはDS9ならでは。 何度見てもいい、僅か50分未満の作品なのに、劇場版にもひけをとらない重厚な作品です。 | ||||
投稿者 | yuukiti | 日時 | 2002/8/28 23:43 | |
ドクターが狂言回しになってしまう。 なにより、ボイジャー型の船が見られてよかった!!? | ||||
投稿者 | 牧 | 日時 | 2002/9/16 21:57 | |
ロミュラス本星、U.S.S.ベレロフォン、そしてスローン。 これだけでもお腹一杯の舞台道具なのに(サブ)レギュラーが 重要な役回りをするという。何回も見たくなる傑作です。 | ||||
投稿者 | ガル・ズゾック | 日時 | 2003/6/3 23:15 | |
基本的に重い話が好きなので良かったです。"消された偽造作戦"に似ていて好きです。結局"消された…"同様ロミュランの議員を見殺しにしましたね。 ロス提督に噛み付いたときのドクターの台詞は"理想"、ロス提督は"現実"を語っていたのが面白かったです。でも、両方のバランスがとても大切なような気がします。理想だけではダメだし現実だけでは先に進む道を誤ってしまう。…関係ないけどヴォイジャーと同型艦のベレロフォンを見れてよかった。 | ||||
投稿者 | 紫 | 日時 | 2003/6/4 12:51 | |
内容が深い。ベシアってこういう役回りが良く似合いますね。 | ||||
投稿者 | 新太郎 | 日時 | 2003/6/6 00:45 | |
さすがDS9、圧倒されました・・・ ヴォイジャーがいかに薄いドラマか、思い知らされますね・・・ | ||||
投稿者 | ブッコロ大魔王 | 日時 | 2003/12/9 01:52 | |
これぞDS9の真骨頂!! 他のシリーズでは味わえない重厚で濃密な話でした。 | ||||
投稿者 | ころすけ | 日時 | 2003/12/9 23:35 | |
スリルもあるし、謎もある。そして解かれた謎の救いのなさは、まさにDS9の個性と言えるでしょう。そうしたエピソードにDS9の司令室にいる人たちが全く出てこない、というのもちょっとした皮肉か。 | ||||
投稿者 | レイン | 日時 | 2003/12/10 02:37 | |
ベシアとガラック。一方は理想主義者で夢想家のドクター、一方は目的を達成するためなら手段を選ばない現実主義者の元スパイ。どちらも私の好きなキャラクターである。だから二人の会話は、いつも興味を持って見ている。そしていつも思う。自分はどちらの考え方に近いのだろうかと。 今回のエピソードでは、冒頭の二人の会話がラストで効いてくる。ベシアの取った、というより取らなかった行動が、最後に際立ってくる。 セクション31のスローンは、もちろんガラックと同じ世界の人間である。スローンとガラックの二人が、彼等と対照的な考え方を持つベシアに対して、敬意を抱いているように見えるのが興味深い。 | ||||
投稿者 | 一輝 | 日時 | 2004/4/2 17:36 | |
ストーリーが複雑で、よく分かりません・・・ しかし、コヴァルが連邦のスパイとは。 ロスもセクション 31 と関係しているし・・・ クレタクは、本当に危なかったんでしょうかねぇ。 しかしこれで、セクション 31 等存在しない、と、ロミュラン は確信しましたね。 フェーザーで撃たれる直前の転送は、どうやったんでしょう。 転送ではなく、フェーザーで蒸発する時の様に消えましたけ ど、生きてたし。 ともかく、後 10 話で、これまでの数多くの伏線が、一体ど の様に決着するのか、本当に楽しみです。 | ||||
投稿者 | TR | 日時 | 2005/3/1 05:52 | |
クレタクはセクション31やロス提督が思っているような危険な人物だったのか? 以前、彼女はロス提督の説得でベイジョー衛星に武器を備蓄する計画を諦めたことがある。今回も、ベシアの理想に押されて彼に協力した。クレタクにとってコヴァルは政敵なのにもかかわらず、だ。永続委員会に報告しなかったのも同盟崩壊を恐れたため。このような経緯から浮かび上がる彼女は、「ドミニオンから単独和平を提示されれば二つ返事で受ける」人物にはあまり見えない。ただ、彼女はロミュラン人にしては隙の多い、いわば地球人のような人だとは思う。 真相は、政敵のクレタクを葬ることでコヴァルに貸しを作り、彼と連邦との裏のつながりをさらに強化することにあったのだろう。どこまで謎を解いても救いの無い話だが、だからこそ、その重さに圧倒される。 | ||||
投稿者 | キャス | 日時 | 2007/9/18 16:20 | |
たしかにDS9らしい重厚な傑作でしたが、それを褒めるのに、なぜいちいちヴォイジャーをけなさなきゃならないんでしょうか。 舞台が違えばテーマが違うのはあたりまえ。 百歩譲ってヴォイジャーが薄っぺらかったとしても、該当のエピソードで書いてほしいです。 | ||||
投稿者 | カマサ | 日時 | 2008/1/26 00:03 | |
ベレロフォンがでたのはよかった。さすがにスローンが打たれた時は死んだとはおもはなかったけど。クレタクがかわいそうな気もする。最後のロスとベシアの会話は見応えがあった。TNGでもあったけど連邦をローマと同じようにいうことが多いと思ったのはきのせいかな。ベレロフォンがよかったのはやっぱりヴォイジャーがいい船だからだと思う。DS9もVOYとてもいい作品だから比較しないでほしい。 | ||||
投稿者 | ハボク | 日時 | 2010/2/6 01:23 | |
スローンってものすごく自惚れが強いんだろうな。 いちいち劇的にジュリアンの部屋に現れたり、黒いビニールのようなやたらと目立つ服着て来るし、ジュリアンおちょくって楽しんでるし。 ジュリアンは、経験も積んで落ち着いて、遺伝子操作キャラも乗っかって賢くなったかと思いきや、振り回されるだけで初期の真っすぐで間抜けに逆戻り。 これがシスコやマイルズだったら、スローンの首根っこ捕まえてボコボコなんだろうけど。 | ||||
投稿者 | ハゲ | 日時 | 2010/10/24 00:44 | |
本筋からは外れますが、クレタック議員の役者が変わってしまってちょっと残念。 第7シーズン最初の役者の(ロミュラン人としては珍しく)人当たりよく誠実な(ように見える)雰囲気や、低めの声、英語のアクセントが気に入っていましたので。新しい役者も役柄は同じはずですが、キャラクターとしての魅力はちょっと見劣りした。 |
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