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Episode Promenade: ヴォイジャー

第101話 "Infinite Regress" 「遥かなるボーグの記憶」

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プロローグより
第5シーズン 製作番号203 本国放送順100 日本放送順103
放送日1998/11/25
宇宙暦52356.2 [西暦 2375年]
監督David Livingston
原案Robert J. Doherty, Jimmy Diggs
脚色Robert J. Doherty
メディアLD: 「スタートレック ヴォイジャー フィフス・シーズン Vol.1」 (パイオニアLDC) 収録
DVD: 「スター・トレック ヴォイジャー DVD コンプリート・シーズン 5」 (パラマウント) Disc 2 収録
DVD 雑誌: 「隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクション」 (デアゴスティーニ) 第22号収録
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点数
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69/100点 [投票数 17]
感想 投稿者kant- 日時2000/12/6 23:23
7の新たな課題が生まれたお話だった。
ボーグが絶滅しうるまで、尾を引きそうなある種のトラウマみたいなお話であった。
7はさまざまな人々(ヒロージェンも;;)の意思が一気に
開放されてしまった。
これで7は、消えてなくなるのか?と言う所で、トゥヴォック登場
久々の精神融合を果たし、成功に導く・・・
けど、今回のお話は溜まりに溜まったモノを吐き出す?
本当の意味での再生を果たしたような気がしたなぁ
7はこれからも、さまざまな意思と共存しあっていうくだろうか・・・
でも、ドクターは必要になるから一緒に暮らすのかな(笑)
最後に、ナオミが準レギュラー化〜!?しそうな程、でまくっていた。
後、ワープ9航行を久しぶりに見た。いつもはのろ〜〜っとした3だったので、少し新鮮な感じだったなぁ
投稿者kain 日時2000/12/13 20:53
普段はあまり感情の見せないセブンが色々な人格になるところが
とても面白かったです。
フェレンギの人格の時には、思わず笑ってしまいました。
投稿者はっちん 日時2000/12/13 23:27
「心の傷を越えて」「呼び起こされた記憶の悲劇」で触れられたセヴンの心の深層。
それを伏線とする発展形の多重人格であったように思います。
ボーグの同化は、同化された人格が単に消失するのではなく、
共通領域に潜在化していることが分かって、個人的には、興味深かったです。
ボーグ分化の可能性は大いにあるということですね、これは。

また、セヴンがボーグだった過去の侵略行為(同化)まで罪の意識をテーマとして、
自覚させるのかと思いましたが、まだまだ、重過ぎますね。それは消化できませんね。
(多分、ヴォイジャのエンドあたりでのテーマになるのかも・・・)

パネルに映った顔が、そのときの人格(アイデンティティ)という演出、
ジェリ・ライアンさんの多重人格の演技の出来は私には分かりませんが、
いろんな表情、悩むセヴンなど、単純に見惚れました。やるじゃん。
吹き替えの沢海さんは、まるで、別の人の声なのかと思うほどの変わり様で、
さすが、いろんな声を出すのが仕事の声優さんと感心してしまいました。

セヴンの人格喪失を救うためのトゥヴォックのヴァルカン精神融合は、
成功したといえるかどうか、リング装置停止とタイミングが合いすぎて、
その効果がボケていたようにも・・・
せっかくトゥヴォックがヒーローになるチャンスだったのに、ちょっと残念です。

このエピソードの主役は、セヴン以外にはありませんが、
ジェインウェイ艦長の指揮パターン(特徴)も、はっきり出てました。
「レベル10のフォースフィールドを張っておいて・・・」
「転送ロックをオンにしたまま、いつでも転送できるように・・・」
「船外にいつでも放り出せるようにしておいて・・・」
などの、常套句、これまで何度出てきたことか。
二者択一を迫られたときの艦長のやり方は、簡単な逃げ道を確保しておいた上で、
限界まで困難に挑戦するというパターンだということが、
今回明確にでていたように思います。
「がんばり続けることが肝心」というのは、彼女のポリシーですね。
無鉄砲、無茶をするというジェインウェイの印象も、
そういうやり方が元なのだなぁと思いました。
でもその困難な可能性に挑戦する姿勢こそが、セヴンの今があることの発端ですから
許してやってください(と、僕がいう筋合いではないですが…)。
ジェインウェイのこの姿勢は、今のアメリカが目指すものなのかも知れませんね。

今回のエピソードで、生命体6339との衝突は、彼らの犠牲・苦悩を
考えるとちょっと残念でした(「裏切られたメッセージ」の種族を思い出す)。

でも、今後の収穫は、「火山惑星からの生還」でナオミにとつて、
怖い存在だったセヴンとの関係が、いい師弟コンビになれたことかも…。

◇掲示板 Nine Forward
○No.9935 CS-VOY "Infinite Regress" 「遥かなるボーグの記憶」
http://www2.g-7.ne.jp/~kyushu/bbs/pslg9935.html
投稿者まとり 日時2000/12/21 22:40
同化された人々の人格が入れ替わり立ち代りセブンを支配するというお話ですが、何だかコメディ風?な気がしたのは私だけでしょうか?セブン役の女優さんは、いつもは無感情な演技を要求されているから、今回はさぞ疲れたろうなぁ。所でこのネタって、ポケットブックスの小説「SEVEN OF NINE」と同じですね。
投稿者wanta 日時2002/4/4 14:26
リンク装置は残骸フィールドに戻されたのでしょうか。そうしないと10億人も同化されてしまった生命体6339の作戦は失敗に終わった、ということですよね・・
投稿者OIMA 日時2002/11/21 22:15
ジェリ・ライアンさんと吹替えの沢海陽子さんの魅力と演技力によって完成されたエピソードと言っても過言ではないでしょう。

クリンゴン、ヴァルカン、地球人、フェレンギと次々に現れる人格に乗っ取られつづけるセブン。ボーグであった頃の後遺症ともいえるこの現象は、小説『ヴェンデッダ』でライカー副長がボーグを「生存者じゃない。犠牲者だ」と語った事を彷彿とさせます。

四苦八苦しながらも、セブンを助けるためにありとあらゆる手段をとる艦長。それでもある程度の保険をかけておいてギリギリまで反撃もせず6339の装置を解除しようとしたのはすばらしい手腕です。

トゥヴォック少佐の精神融合の世界は異様でした。まるで芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』のようにボーグから解放されたセブンを突き落とそうとする様々な種族。ボーグによって全てを奪われた人々の多さを物語るエピソードでした。
投稿者GRA 日時2002/12/6 02:24
リンク装置は、機能停止したけど
ボーグの手に渡ると、再び機能するのでは・・・・
リンク先が全てリセットされてるのかな?
投稿者ファルク 日時2003/7/17 21:49
セブンの笑顔にただただ引き込まれました。
ジェリ・ライアンさんはやっぱキレイですねえ〜。

クリンゴンの人格のときのベラナとの対決(爆)
あのゴリラみたいな仕草は…ちとショック。
投稿者Atad 日時2003/9/25 19:46
これまで難問にあたっても「問題ない」といいのけて来た
セブンですが、放射能星雲の孤独といい今回の話といいその
鉄面皮もはがれてきてより人間らしさを取り戻していってる
感じですね。

途中フェレンギの人格になるシーンがありましたが、その時の
動作や仕種がほんとフェレンギっぽくて演技上手いなあと
思いました。
トレックシリーズを見てると役者の演技の上手さがよく分かり
ますね。
投稿者背番号26 日時2004/5/4 17:55
あの状況で精神融合するのはあまりにも危険なのでは? トゥボックがあれだけの人格の感情を全て処理するという事はベラナに70時間怒ってはいけないと命令するようなもので、艦長の判断ミスですね。 なんとか成功したとはいえ、トゥボックの寿命が縮まったでしょうね。
フェレンギは生命体180なんだ・・・
投稿者レイン 日時2004/5/30 10:06
今回のジェインウェイ艦長のトラブル対処法は、チャコティのやり方を思わせるものだった。いつもこんな風だったら、無謀なんて言われることはないのに。
それから、トゥヴォックの伝家の宝刀、精神融合が久々に登場! セブンとドクターの絡みも面白いけれど、私としてはセブンとトゥヴォックの絡みの方がワクワクできる。セブンの精神の中にトゥボックが入り込んだ時の描写が、なかなか迫力があった。あんなに大勢の人格に頭の中でノイズを立てられたら、自分だったらまず正気は保てないなあ。精神融合の成果がはっきりしないまま終ってしまったのが、少し残念。
投稿者モケーラ 日時2004/10/3 18:50
フェレンギも同化されてるんですね。なんだかフェレンギ人のボーグって想像できない…。ラチナムを支払えば同化をやめてくれそうな感じですよね。前にケイゾンについての言及で「同化する価値がない(=完璧さを損なう)」という言葉があったように思うんですけれども、フェレンギの貪欲さや狡猾さも、ボーグにとっては望ましい資質なんでしょうか。

トゥボックがセブンを大勢の中から探すシーンはぐっときました。ジェインウェイというグレートマザーの存在感が非常に強いVOYでは、「父」としての存在はチャコティ、ドクター、トゥボックの三人の男性によって担われているわけですが、最近目立たなかったトゥボックの活躍がうれしいです。
投稿者makoto 日時2005/12/10 21:47
過去の"亡霊"に苛まれるセブン。医療室で弱音をはくセブンに後はまかせてという艦長に強い絆を感じられたし、セブン流のナオミとの友情が微笑ましい。"サマンサ・ワイルドマン少尉のサブユニットか"って! (いい意味で)ちょっと反則だったけど、セブンの喉仏も魅力的に見えた回でした(^o^)
投稿者ХЦ 日時2008/3/31 23:12
セヴンがナオミと歩いている途中で急ににっこりしたところで噴出してしまいました。
これまでも幻覚などで出てきましたが、同化されても元の記憶は残っているんですね。
投稿者tomi 日時2009/6/22 22:34
"Resistance is futile." 以外にも、ボーグに特徴的な言葉遣いがいくつかある("○○ is irrelevant." "I will adapt." とか)けど、シチュエーションによっていろいろな味や奥行きを生じるので、なかなか面白い。
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