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Episode Promenade: ヴォイジャー

第103話 "Thirty Days" 「水の惑星に消えた夢」

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プロローグより
第5シーズン 製作番号202 本国放送順102 日本放送順102
放送日1998/12/9
宇宙暦52179.4 [西暦 2375年]
監督Winrich Kolbe
原案Scott Miller
脚色Kennth Biller
1999年度エミー賞 特殊映像効果賞ノミネート
メディアLD: 「スタートレック ヴォイジャー フィフス・シーズン Vol.1」 (パイオニアLDC) 収録
DVD: 「スター・トレック ヴォイジャー DVD コンプリート・シーズン 5」 (パラマウント) Disc 3 収録
DVD 雑誌: 「隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクション」 (デアゴスティーニ) 第72号収録
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点数
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71/100点 [投票数 15]
感想 投稿者kant- 日時2000/11/29 21:43
パリス少尉の夢の話だった。
水の惑星を舞台に、海底2万マイルなどの19世紀を
連想させるような単語がしばしば登場していたのも
面白かった。
パリスは19〜20世紀マニアという事を再認識した。
パリスの辛い過去など、ベラナに続く個人物語を見れて良かった。
後、7とドクターは今回は脇役ながらも、癖のある台詞を残している。
今回でパリスは3日坊主から抜け出せたのかが一つ気になったぁ;;
後、水のCG表現とかも凄くなっていたなぁ。。
毎回、所狭しとCGを駆使して、特撮を亡き者にしような勢いだ(笑)
投稿者はっちん 日時2000/12/15 23:58
親子の関係を描いた秀作にDS9「父と子」があります。
子は、偉大な父を救うために自らの人生を賭け、
父は、そういう息子の想いに感謝しながらも、
息子に自分を犠牲にすることなく、自らの生き方をしてもらいたいと願う。
シスコ父子のそれぞれの想い、そしてその去私の姿勢が胸を打ちます。

ここに、もう一組の父と子があります。
「トーマス・ユージン・パリス、少尉に降格、拘束室30日間の禁固刑に処す。」
このエピソードは、ジョンウェイ艦長のこの厳しい処罰の言い渡しで始まりました。
事件は、トムの父への口述書簡という形式で過去のこととして語られます。

トーマス。この名前は、多分、父パリス提督が、息子を呼ぶときに使うのでしょう。
いつもトムの呼称を使っているのは、彼の父への反抗心からなのかも知れません。
パリス提督は、息子のために、息子の進路を指し示しました。
艦隊士官への途です。だが、息子はそれに反抗した、そしてマキへと身を寄せる。
そして、挫折、また父の影響力で救済され、ついにはヴォイジャへ。
父親の示した途は、処世的に正しいものだったのかも知れませんが、
そこには、息子の選択の余地(自由と責任)はなかったのかも…。
大いなる期待と強制(押付け)。
父親にすれば心配で仕方がないでしょうが、子供にすればそれは束縛、
自主性の喪失、いってみれば主権の侵犯、父親のための人生?。
これも、父と子の、まあ、ありがちな関係といえるのかも知れませんが…。

水の惑星。トムは、父が示した空ではなく、母なる海への憧れを語ります。
深海へ分け入り、この惑星の危機的状況が、
住民の日常的営み(酸素生成工場)によるものだということが分かります。
トムが、主張した改善策は、執政官のお役人体質(保身)に阻まれてしまいます。
ジェインウェイ艦長も、ただ提案するしか手はないという。
今後どうするかは、彼らの選択に任せるべきだと・・・
ここで、トムの義憤、正義感が、彼に過激な破壊的活動をとらせます。

でも、トムさん、君のとった行動は、君のお父さんが君にしたことと、
同じ事では・・・?
期待と強制(押付け)、それは彼らが選びとるものでは…。
虐待を受けて育った子供は、親になったとき虐待を与える側にまわってしまう傾向も
あるといいますが…(勿論、必ずという訳ではありませんが…)因果は廻る。
父親に、反発していた筈が、父親と同じ方法をとってしまっているトム。
このエピソードのキーポイントだったように思います。

トムの理不尽に憤る気持ちは、多分誰もが理解できることだと思うのですが、
如何せん、その手段が致命的によくないですね。
「正義感は認める、でも、罪は見逃せない。」
傀儡政権を樹立し、要請に従って侵攻という建前、
これは、侵略戦争の常套手段。(悲しいラストエンペラー、満州国)
これを認めるなら、内政不干渉の原則は骨抜きになってしまいます。
トムの今回の反抗は、ほとんど侵略行為、結果、悲惨な武力衝突が起こっても、
おかしくない状況だったのかも知れません。(圧倒的武力のヴォイジャは悪者?)
未然に防げたにしろ、水の惑星の政府がよく許してくれたものです。
(それまでの貢献を評価してくれたということでしょうか…?)

「私はあなたを誇りに思う。」果たして父パリス提督はそういってくれるでしょうか?
でも、あなたの息子は、あなたと同じ途を歩いているのかも…
シスコ父子にしても、パリス父子にしても、人間関係での(他者に対する)姿勢は、
しっかり、受け継がれているように思いました。

ヴォイジャが、アルファ宇宙域に帰るという大目標だけの物語ではなく、
クルーの成長の物語でもあるということを、今回のエピソードで再認識しました。

◇掲示板 Nine Forward
○No.9876「水の惑星に消えた夢」 消えたシーン?
http://www2.g-7.ne.jp/~kyushu/bbs/pslg9876.html
○No.9815 CS-VOY "Thirty Days" 「水の惑星に消えた夢」
http://www2.g-7.ne.jp/~kyushu/bbs/pslg9815.html

どうでもいいことですが、リガ(執政官バーカスの部下)が、
ナインティナインの岡村さんに似てると思ったのは、僕だけ…?
投稿者ドクター 日時2001/1/13 23:43
回想で語られる作り方は好きです。が、その必要性があるエピソードというと今一。
投稿者ねも 日時2001/2/20 01:09
ヒロージェンが使っていた、古代の亜空間通信ネットワークといい、このエピソードといい、この宙域(デルタ象限)には、10万年程前に、高度な文明が存在していたようですね。
投稿者(匿名) 日時2002/8/2 20:32
自分のことは棚に上げ、他人には厳しいジェインウェイ。

ジェインウェイにパリスを責める資格があるでしょうか?ジェインウェイもクルーのためだと信じたら、周辺国のことも考えず、部下の制止も無視し独断で暴走することが多々あります。そのようなジェインウェイの行動を見ていれば、内政不干渉の原則も軽視するようになると思います。

艦長の独断専行が、クルーにも影響しつつあるっようです。それにしてもここ最近、ヴォイジャーのクルーの質(特にジェインウェイ)がどんどん低下しているようです。
投稿者背番号26 日時2004/5/3 19:48
パリスが父にメッセージを残すとは意外でした。 少し柔になったのかな?  何も降格させなくても・・・
投稿者レイン 日時2004/5/30 09:55
パリスという男の心情が、言葉や理屈を超えて理解できたような気がした。
パリスの好きなもの − 宇宙船の操縦、クラシック・カー、海底二万マイル、キャプテン・プロトン、等々…。好きなものは色々あっても、好きだという気持ちの根っこの所はただ一つだったんだ。いわゆる「男のロマン」という奴である。男のロマンを追い求めるバカな男が、規則や命令からついついはみ出してしまうのは当然のことである。
パリスの目の前には、水の星を救えるチャンスがあった。水の星の住人を救えるチャンスがあった。もしその時、命令に従って何も行動しなかったとしたら、パリスはおそらく一生悔やみ続けることになっていただろう。
作り手側は、決してパリスを甘やかしてはいない。艦長のパリスに対する厳しい処罰は全く当然のものだし、パリスの降格される惨めさ、拘束室に閉じ込められる惨めさ、自分の抜けた穴を誰かが簡単に埋めてしまう惨めさもちゃんと描かれていた。もしパリスの行動が成功していたなら、彼は異星人にテロリストとして非難され、身柄の引渡しを求められても仕方なかっただろう。
にもかかわらず、私はやっぱりパリスに共感してしまった。パリスの心情が理解できた気がした。なら、なぜパリスが無茶な行為にのめり込んだのか説明できるかというと、これがなかなか難しい。無理に言葉にしようとすると、「それは海の力のせいだ」なんて、訳の分からない説明になってしまうのだ。
トレスがパリスの心情を理解し、そそのかしてさえいるように見えるが興味深い。トレスが男のバカさ加減を理解できるイイ女だということか、それともトレスが元マキだからテロに近い行為に理解を示したということか。
「水の惑星に消えた夢」は、水の星の美しいイメージと共に記憶に残しておきたい、大好きなエピソードである。
投稿者makoto 日時2005/12/11 00:12
パリスが自分を見つめる30日間。命を懸けて大義を守るトムを"誇りに思う"ベラナはイイ女に一票。子供時代の回想シーンでの艦長の声「30日間の禁固に処す」は30年の誤りです。重要なシーンなのに-_-;
ハリー「言われてたんだろ、三日坊主だと」のカットが素晴らしい! アンバランスな構成で不安な心情ズバリ。環境問題もちょいチクリの良作でした。
投稿者tomi 日時2009/6/26 00:24
半魚人の若いのがカワイイな。
投稿者piari 日時2010/6/30 19:08
う〜ん、あんまり共感できませんでした。
艦隊の誓いが無かったとしても到底賛成できません。
「長年の夢にケリをつけるつもりだったのに、その海が無くなる」とパリスは語っていましたが、星の心臓である(この場合は肺がふさわしい?)重要設備をいきなり爆破しちゃう理由になるんですか?短絡的すぎますよ、いくらなんでも…。
子どもがおもちゃを自由に出来なくて暴れている、もしくは傲慢なエイリアンが問答無用で正義を押しつけているだけに見えました。自分の為の正義でしか無いとおもいます。

危険を顧みず、死をも覚悟するほどならば、この星に残って粘り強く説得したり、技術協力をして、星の住人達の為に、住人自らが解決していけるよう手助けするべきでは??
まあ、そんなではお話にならないのかもしれませんが…。

過激な手段を取るには説得力が無さ過ぎて、ちょっと白けました…。大事に至らなかったものの、30日の禁固刑って甘いくらいだと思います。

宇宙に浮かぶ海という設定は素敵だっただけに、
惜しいストーリーでした。
投稿者准将 日時2010/7/22 09:22
ストーリー展開は良かったです。
双子姉妹の「ウッー↑↑」も萌えました(英語verでは「ウ〜↓↓」ですが)
それ以外ではパリスが大尉からの降格だったのか、中尉からの降格だったのかが気になって仕方ありません。吹き替えセリフは正確にしてもらいたいものです
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