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Episode Promenade: ヴォイジャー

第156話 "Flesh and Blood, Part II" 「裏切られたホログラム革命(後編)」

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プロローグより
第7シーズン 製作番号254 本国放送順155 日本放送順156
放送日2000/11/29
宇宙暦54337.5 [西暦 2377年]
監督David Livingston
原案Bryan Fuller, Raf Green
脚色Raf Green, Kenneth Biller
公式サイト予告編・画像
メディアDVD: 「スター・トレック ヴォイジャー DVD コンプリート・シーズン 7」 (パラマウント) Disc 3 収録
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点数
10203040506070
72/100点 [投票数 16]
感想 投稿者鬼太郎ちゃん 日時2001/12/12 21:34
「裏切られたホログラム革命(前編)」のラスト--ドクターの表情---の画面に向かって「早く続きが見た〜い!!!」とわめいてしまった。
場面の展開に伴ってドクターの変化する心境が、じわじわと伝わってきてドキドキしながら見ていた。ホログラムの心って???目に見えるものに、いや目に見えない物にさえ心を感じられる人には、アトムにだって心を感じられるかもしれない。
次回がとっても楽しみだ。
投稿者ジャック 日時2001/12/13 16:19
無難なストーリー展開である。ヴォイジャーによる敵艦の攻撃シーンは圧巻である。
投稿者くまった 日時2002/3/10 02:16
これぞ「ネタバレ」ってカンジの邦題ですネェ。ストーリー展開も想像範囲で、無難にまとめたってところでしょうか。
ヒロージェンの中にも戦闘的でない人がいたのネ。内気なクリンゴンとどっちが珍しいのかしらン?
投稿者草原のペガサス 日時2002/3/13 03:05
前編・後編を見て感想を書くとにしました。
久しぶりに重いテーマで良かったです。
スタートレックには、つきもののテーマですね。
方向さえ間違わなければ、ホログラムの世界があってもいいが
やはりそれは、有機体と同じで難しい事でしょう。
今回はβ宇宙域での話ですが、α宇宙域だったらどんなストーリか
観てみたいです。
投稿者 日時2002/3/14 13:12
予想以上に良かった。ヴェイジョー人ホログラムの豹変振りも良かったし、べラナとコンビを組むのがカーデシア人のホログラムってのも良い。スタートレック通には突込みどころ満載で楽しめるお話でした。
投稿者背番号26 日時2002/7/2 20:36
ホログラムだけの世界が実現したとして、あれだけの混合人種の世界の中では争いは起きないのだろうか? ドクターはあくまでも有機体の味方としてジレンマに陥って欲しかった。一度でも裏切ったドクターの心中はいかに・・・
投稿者(匿名) 日時2002/9/2 17:56
ラストにお決まりの、自分のことを棚に上げたジェインウェイの説教があるのかと思っていたが、珍しく自己反省していたので意外だった。
投稿者(匿名) 日時2003/11/21 07:15
面白かったですが…相変わらず邦題が…。
投稿者ぼこぼこ 日時2004/8/18 13:17
前後編まとめて面白かったですね。
この話の大きなテーマは「ヴォイジャーがデルタ宇宙域に与えた影響」でしょうか。
ホログラムという種族の行く末も気になるところです。
確かDS9でドミニオンに追われた男がホログラムの村を作る話がありましたよね。 あの話も、ホログラムという種族が後々選ぶかもしれない可能性の未来なのかもしれません。

前編でドクの言っている事を聞いていて「これって逆差別かな?」などと考えてしまいました。
「差別」は大変難しい問題です。 人を差別してはいけないと大きな声で言うのは簡単だけど、人類は差別する能力を持ったから進化したともいえます。
性別で、人種で、肌の色で、思想で、宗教で、生まれた環境で、何時でもあらゆる所に見えない針のように置かれている問題。 この問題は、何かが起きると必ず表面化し摩擦を生む、結論が出る事の無い、永遠に人類に与えられた試練なのではないでしょうか?

このエピでのもう一つのテーマは「行動に伴う責任」ですね。 いかに良かれと思って行った行為も状況によって思った結果にならないことがほとんど。 多少生きてきていれば誰もが陥るジレンマですね。
ドクはこのエピまで、いつだってヴォイジャーに逃げ込める存在でした。 彼自身がヴォイジャーの機能の一部ですし、ヴォイジャーはドクターを必要としているからクルーの誰よりも特権があったんです。
それが今回は敵に情報を渡し自分の意思でヴォイジャーから離れ、脱走と見なされる行為をとりました。 つまり、起動して始めて「血と肉を持つ(Flesh & Blood)」生き物が生まれた時から成長の過程でとる「選ぶという行為」を行ないました。
これまでは完全に行動をとる前に保護されていましたが、今回はヴォイジャーを破壊するというオマケまで付いて行動を取りきりました。
ジェインウェイはヴォイジャー内で起こる全てに責任があると考えています。 今回の事にしても、行動に伴う結果を全て1人で受け止めるべきだと考えるでしょうね。 これって1人の人間で抱えられる重圧ではないですよ。 ジェインウェイがとても哀れに感じます。
投稿者レイン 日時2004/8/26 01:15
自分にとってVOYシリーズ中最低最悪のエピソードである「史上最大の殺戮ゲーム」。その続編のようなエピソードを作ること、しかも3シーズンも後になって作ることに疑問を感じながら見ていた。ジェインウェイの態度も相も変わらず傲慢で嫌になってしまった。
しかし、後編のラストで驚くべきことが起こる。これまで自分の行動を反省する姿のほとんど描かれてこなかったジェインウェイが、真摯に反省する姿を数分間に渡って見せたのである。ラストのジェインウェイは、まるで私の大好きなピカードのようだった。いつものジェインウェイ節はどこへ行った? 私はジェインウェイの態度に驚き、少し感動までしてしまった。そのせいで、作り手側がなぜこのエピソードを作ったのか考え直すはめになった。
このエピソードが生まれた裏には、VOYに対する視聴者からの強い批判があったのではないかと推測する。
U.S.S.KYUSHUの掲示板を読ませていただいて知ったことだけれど、海外には'The Court Martial of Captain Kathryn Janeway'というサイトがある。ジェインウェイの問題のあった行動を列挙して、それを裁判形式で論じるというものである。(その中でジェインウェイがヒロージェンにホログラムの技術を提供したことも批判されていた。) そういうサイトが作られるくらいだから、ジェインウェイに対する反発というか、反発を生むような艦長に仕立てた作り手に対する反発は、日本だけではなく本場アメリカでも少なからず有るのだろう。
「裏切られたホログラム革命」でトラブルの原因になったのは、「史上最大の殺戮ゲーム」でジェインウェイがホログラム技術を安易に異星人に提供したことにある。というか、脚本家がスタートレックのプロが考えたとは思えないような安易な行動を、宇宙艦隊の艦長たるジェインウェイに取らせたことにある。全てはそこから始まっている。
VOYの作り手たちは、このミスを過ぎたこととしてほって置いてもよかったのである。「あの脚本を書いたのは自分じゃないよ」としらばっくれていてもよかったのである。視聴者の多くは、作り手の誤魔化しに気付いても、知らない振りをしてくれる。ところが作り手は、ヒロージェンへの技術提供の問題を再度取り上げた。最終シーズンに入ってまだ積み残している課題として、前後編にしてまで話を作った。そこにはおそらく視聴者からの批判に答えようとする作り手の良心、スタートレックの良心があったのではないかと思う。
このエピソードの一番重要なポイントは、ラストのジェインウェイの「反省」にある。彼女の反省する姿を効果的に見せるために、前編で彼女に嫌悪感を感じる程の傲慢な態度を取らせたである。
このエピソードのテーマも、極端なことを言うと「反省」である。作り手の良心が、「反省」というテーマを生み出したのである。「責任」という言葉が何回か登場するが、それも「反省」の裏返しである。
第94話「裏切られたメッセージ」のジェインウェイについて、このサイトで私も含めた何人か人たちがぼこぼこに批判したのは、ジェインウェイが自分の行動が原因で多くの異星人が死んだにもかかわらず、反省の態度も見せずにゲームに興じていたからである。批判した人たちは、艦長の態度にこのエピソード自体の欺瞞を察知し、カチーンと来たのだと思う。もしあのエピソードでジェインウェイが反省する様子を見せていたなら、彼女の印象は全然違ったものになっていただろう。
「裏切られたホログラム革命」では、「裏切られたメッセージ」とは対照的に、ジェインウェイの反省する姿が描かれる。ジェインウェイが過去の行動を誤魔化さずに反省することで、彼女に真に「責任」を口にする資格が生まれる。作り手が視聴者に対して誤魔化しを働かないことで、ジェインウェイの価値がかえって高められる。
このエピソードでジェインウェイがピカードのような態度を取ったことを、「絵に描いた餅」と批判する人がいるかも知れない。しかし私は、ジェインウェイが自省する心を持った人間らしい人間として描かれたものとして、肯定的に受け留めたい。
投稿者aka 日時2005/10/23 01:50
やっぱり面白かったです。
投稿者makoto 日時2007/10/7 22:51
ホログラムたちは有機体の船を撃滅するまでに増長してゆく。これはホロの特質として不可避なんでしょうか。毎回調子に乗るドクターもそうだし、マーク2も...
今回のJ艦長は上陸班に副長をやったり(普通なら自分で行きそう)、なんとか交渉で解決の糸口を探ろうと艦長然としてたのが印象的だった。
しかし、最後に残ったケジャールとドニクはこの先どうなるんでしょうね。ドニクの寿命が尽きた後が心配。また二の舞にならなければよいのですが。
投稿者新参 日時2009/7/19 07:05
問題提起されてもはぐらかされがちなホログラムの人権、ホログラムと光子生命体の違いとは?という重要な課題を真っ向から扱っていて、私の中ではとてもスタートレックしていると感じたエピソードでした。
ホログラムの人権問題は生物学上の未解決問題とも深く結びついていて、簡単には答えの出せない途方もなく深遠なテーマ。

ラストの艦長とドクターはお互いの関係を見つめ直した上で歩み寄っていて
人間とホログラムの関係がこれからもっと尊重し合えるように変わってゆくような、ファーストコンタクトを見ているような希望を感じる名シーンだと思った。
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