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Episode Promenade: ヴォイジャー

第122話 "Survival Instinct" 「ボーグの絆を求めて」

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プロローグより
第6シーズン 製作番号222 本国放送順121 日本放送順122
放送日1999/9/29
宇宙暦53049.2 [西暦 2376年]
監督Terry Windell
脚本Ron Moore
公式サイト予告編・画像
メディアDVD: 「スター・トレック ヴォイジャー DVD コンプリート・シーズン 6」 (パラマウント) Disc 1 収録
DVD 雑誌: 「隔週刊 スタートレック ベストエピソード コレクション」 (デアゴスティーニ) 第50号収録
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点数
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64/100点 [投票数 18]
感想 投稿者はっちん 日時2001/4/21 02:21
前半は、推理ドラマのような展開でしたね。
そして、犯人を暴いてみれば、その顔は、なんと自分自身(セヴン)。

ボーグ・ドローンは、飽くまでも、ボーグだと思っていましたが、
集合体とのリンクが切れると、容易に個人に戻ってしまうものなのですね。
ヴォイジャでのセヴンの最初の頃(個人化への抵抗)からすると、
ちょっと驚きでした。
これは、ボーグの脅威が相対的に弱体化している傾向と合わせて、
ボーグ解体のエピソード(大団円)への布石なのでしょうか?

仲間のドローンの死を目前にして、同化されたときまだ怯えた子どもだった
(生存本能がまさった)セヴンが恐怖から繋いだインターリンク、
そして消された記憶。
まるで集合体は、コンピュータ・ネットワークのようですね。
グローバル・ネットワークに対する閉じたローカル・エリア・ネットワークの構築。

大集団の中の小集団でも、そこに個性、自我をもちうる訳ですね。
3、4ヶ月前ということは、ダーク・フロンティアのときのセヴンの情報が
彼らの離脱の引き金になっているのでしょうか?

記憶の戻った後半は、一転、考えさせる展開になりました。
「他人のためには出来ないことでも、家族のためには出来る」とジェインウェイ。
「命があるのと生きるのとは違う、集合体にいるのは、生きているとはいえない」と
チャコティ。
そして、「もう、同じ間違いはしない、ただ、彼らに個人の経験をさせたいだけだ」
とセヴン。最初は命を救うのが自分の責務といって反対していたドクターも、
「命があるたけでは不十分か・・・」と自らの個性を省みて納得していましたね。
個人でなかったセヴンとドクターが共感できる部分でもありました。

自由を得て(個人になってから)の反応は、まさに、3人3様。
「人と出会いたい」とツーオブナイン、
「無人の惑星の広々としたところで死ぬまですごしたい」とフォーオブナイン
「ヴォイジャに残る」「許すのは無理だ」が「何故したのかは良く分かる」
と複雑な心境を吐露するスリーオブナイン。
個人になっても、まだ、分化できないこれだけの複雑な思いがあるのに、
今まで一緒になっていたのは、(ちょっと、想像もできないけど・・・)
そりゃあ、辛いものがあったと思いますね。

それを受けたセヴンが、無言だったのが、
また、複雑な思いを表現していた(伝えていた)ように思いました。
セヴンのドローン時代の責任・悔恨という、以前はまだ手を出せなかった
重いテーマに第一歩を踏み出したエピソードだったと思います。

「きっと一緒にいたいだろうなと思ったの、家族とね・・・」とナオミ、
無言で頷くセヴンが、また微妙でした。

◇掲示板 Nine Forward
○No.12789 CS-VOY "Survival Instinct" (ネタバレ)
http://www2.g-7.ne.jp/~kyushu/bbs/pslg12789.html
投稿者けい 日時2001/4/22 20:56
セブンのファンです。前回のお話もなんだか悲しい思いが残りましたが、今回もそう・・、セブンもボーグだった過去にまだまだ辛い試練があるんですね。乗り越えようとするその姿勢に応援しています。でも、いつか、本当に人間としての喜びや幸せを心から味わう希望があります。今も「家族」の温かさを感じ取っているのでしょうが、まだまだ悩み多い彼女。ファンとして、見守りたいと思います。
投稿者かるがも 日時2001/9/2 12:55
素晴らしいエピソードでした。ハリウッドの安易な作品を見ているとげんなりするのですが、こういう「静かな感動」を与えてくれる物語が増えてくれることを願っています。
投稿者Atad 日時2003/10/7 21:57
前回とは違う今回は良かったです。
セブンやドクターがメインに来る話は基本的に好きなのものが
多いですが、このごろはどうもその話が多過ぎなようにも思え
ます。
TNGではクルーそれぞれに魅力があって、それを引き出していた
けどヴォイジャーは偏り気味ですね。
投稿者背番号26 日時2004/5/19 20:27
テーマが重いですね。 自由に一ヶ月生きるか、集合体で生き延びるか、選択するのは難しい問題です。 セブンだったらどちらを選んだでしょうか? そしてブルーなら・・・
投稿者レイン 日時2004/7/6 00:49
セブンはなぜボーグではなく人間を選ぶのか。 「ボーグ暗黒フロンティア計画」で描き切れなかったこのテーマに、作り手側からの一つの回答があったエピソードである。その回答とは、「ボーグに属していては、生きているとは言えない」。
集合体意識に囚われ自他の境界が曖昧になった状態では、生かされているだけで生きているとは言えない、個として存在してこそ人間が人間たりうる、個としての自分があってこそ人として生きる意味が生まれてくる、と作り手側は主張しているのである。社会学的に考えても心理学的に考えても、非常に意味深い主張である。
セブンが元ボーグの仲間に対する「責任」を口にしたのが印象的だった。過去に仲間がボーグから離れるチャンスをつぶし、集合体意識に縛り付けてしまったセブン。セブンはその過ちを認め、彼等にもう一度個として生きるチャンスを与えることで自身の罪を償おうとする。しかし、仲間に個として生きるチャンスを与えることは、同時に彼等がこの世に存在できる時間を大幅に奪ってしまうことでもあった。その行為によってまた新たな罪が発生する。何と難しい決断をしなくてはならないのだろう。しかしセブンはその決断の厳しさを理解した上で、仲間に対する「責任」の名の下に、自分の行為が持つ重みを引き受けようとする。セブンも人として随分成長したものだ。「責任」とはまさに、個としての人間が持つ考え方であり感じ方ではないか。
チャコティがセブンの相談に乗る場面がドラマ上重要なポイントだった。ストーリーのつながりを無視して突然チャコティが登場したのには少し面食らったが、視聴者がセブンに対して掛けたくなるような言葉をまさに彼が代弁してくれた。確かにチャコティは、ヴォイジャー・クルーの中では、トゥヴォック(もし今もいればケスも)と並んでカウンセラーの役目を果たせる人物だと思う。こんな所から、セブンの成長物語の次の伏線が張り始めてられているのだろうか。
元ドローンたちの中では、ベイジョー人の女性が特に目を引いた。(ベイジョー人ですよね?) 彼女が最後にセブンに言った言葉が、このエピソードの結末をぐっと引き締めていたと思う。ベイジョー人というだけで、他の元ドローンたちより多めに感情移入してしまった私は、やはりDS9にかぶれているのだろうか。
投稿者makoto 日時2004/9/4 14:34
事故により個人に帰りつつあった同じ集合体のメンバーを強制的にリンクしたのは実はセブンだった。。衝撃的なこの事実が破壊されていたのは、罪悪感ゆえのセブンの自己防衛本能のせいか。それにしてもセブン、手術を行うことにした君の判断は正しかったと思うよ。

余命が1ヶ月と知った後、天体測定ラボで会話する相手がチャコティなのは彼が父親的な位置づけのためだろう。じゃあ、家族でいえば、ナオミは歳の離れた妹、艦長は肝っ玉かあさん、パリスは遊び人の兄ちゃんでニーリックスはペット?(ウソ)
投稿者(匿名) 日時2007/12/16 18:45
流れは悪いですが、感動的なエピソードだと思います。
投稿者LALA 日時2008/4/26 22:59
おもしろいし、テーマもわかるけど、かなり後味悪い。
なんとかして普通のハッピーエンドにできなかったものか・・。
投稿者tomi 日時2009/8/16 20:28
泣くぞコンチクショウ!
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